青汁の素材について

今の青汁製品の主な原料は、大きく分けるとケールと大麦若葉とに別れます。

ケールの青汁の風味は、「苦いし青臭いし、とても飲めたものではない」というのが一般的な評判です。

ビタミンやミネラル、抗酸化成分、食物繊維などの含まれている成分は健康増進や発癌予防などの効果が期待され、不味くて飲み難い割には根強いファンがたくさんいます。

一方、大麦若葉がメインの素材として作られている青汁の風味は、思ったより苦味も無いし青臭さもありませんので、意外と飲みやすい製品が多いです。

それと、青汁の素材のもう一つ、マナーな存在ですが明日葉で作った青汁がありますね。
明日葉の青汁の風味は、その含んでいる特殊な成分でもあるクマリンやカルコンが影響しているのか、苦味が強いです。

このように、どの素材をメインにしている青汁なのかという事で、大体、その青汁の風味や飲みやすさが決定されてきます。

ただし、ケールなどの飲み難い青汁の場合には、メーカー側がどうしたら飲みやすくなるのか努力して研究しているので、苦味を打ち消すためにレモン果汁や蜂蜜などを添加した青汁製品も販売されています。

今では青汁として完成されている冷凍パックタイプや粉末タイプの青汁などの既製品がたくさん流通していますが、中には激安価格の割には原料の生産地など公開されていないものもあります。

本当は、自宅でジューサーやミキサーでフレッシュな青汁を作って飲むのが一番だと思いますが、原料となるケールや大麦若葉、明日葉などは全国どこの八百屋やスーパーに販売されているわけではなく、逆に、ほとんど見かけることは無いのが現状です。

昔は大根葉とか三つ葉を使って家庭で青汁を作っていたらしいですね。

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暇が有り余っている人は、家庭菜園でケールや明日葉など自家栽培して摘み取ってジューサーやミキサーで超新鮮な青汁を作って飲むのがベストだと思います。

ただ、この場合には、よほど工夫しないと苦味や青臭さが原因で飲み難いことは間違いありませんけどね。

青汁の歴史について

今の日本人の意識の中には、「末永く健康でありたい」という健康志向のアイデアが徐々に浸透してきています。

それと同時に、青汁や酵素スムージー、黒酢やにんにく卵黄等の健康食品も沢山販売されています。

これらの健康食品の中で私が興味を持ったのが「青汁」です。

青汁
1杯の青汁

そもそも青汁を飲むという事は、戦中戦後あたりに、岡山県の倉敷市の遠藤博士というお医者さんによって普及され始めたらしいです。

戦中戦後の日本の食糧事情は、かなり劣悪で栄養失調になる人も多く、それが原因で抵抗力が落ちて病気になる人も多かったそうです。

その様子を見ていた遠藤博士が、今まで捨てていた大根の葉や三つ葉の葉っぱなどを絞り汁にして飲むという事で、劣悪な栄養状態を改善させようと努力されたのです。

いうなれば、遠藤博士は「青汁の父」と言うべき人なんですね。

その後、遠藤博士は、地中海周辺に自生しているケールの栄養価の高さに目を付けて青汁の原材料としてケールを使い始めました。

ケールの青汁が有名になったのはキューサイという会社が、1980年代に冷凍パックのケールの青汁を販売し始め、「あ~、不味い!もう一杯」と言う悪役商会の八名信夫さんのユニークなテレビCMがオンエアーされ、広まったからだと言われています。

実際、そのCMは今でもYoutubeなどで見ることが出来ますが、かなりインパクトが強いです。そして本当に不味そうです。

キューサイの青汁は、ケールで出来た青汁で、私も実際に飲んだことがありますが、苦さと青臭さはハンパ無いです。ですから、ほとんどの方は、不味いのを我慢しながら飲むことになります。
今では、青汁の素材研究も当初よりもかなり進んで大麦若葉や明日葉、クマザサやゴーヤなどなど、いろいろな野菜が使われるようになっています。

その中でも、大麦若葉を使った青汁の味は、昔のケールの青汁に比べると、かなりマイルドで飲みやすきなっていますね。

また、このような青汁の主原料になる植物の研究もそうですが、他にいろいろな有効成分を付け加えることによって、健康だけではなく美容などにも効果のある多機能な青汁が開発されているようです。

中には、小さな子供も美味しく食べることが出来るデザート系青汁なんかも販売されていて、今後も、このような新しい商品開発が進んでいくものと思われます。